手作りだっこひものレシピ
当会のオリジナルの「だっこひも」「おんぶひも」「スリング」のすべてを公開します。
だっこひもはあくまで抱っこの”補助道具”
まずは、抱っことは何かを知るのが大切です
(まだ動画を見られていない方はこちら)
十人十色、それぞれの赤ちゃんとママ、パパによって
身体も心も人それぞれです
1人1人に合った手作り抱っこひもの作り方と使い方をお伝えします!
下の注意点をしっかりと読んでから、お使いください。
必ずお読みください!!
当会の、だっこ・おんぶのグッズに関する思い
最初は、ただ単に、「だっこやおんぶひもが自分で作れたらいいな」という思いで始めた手作り教室でした。保育もつけていて、たぶん1000人以上の方が作られました。
でも、2010年頃に、しっかりした腰ベルトのあるだっこひもが登場してから、手作りを希望される方が減りました。その頃から、オーダーでの手作りの販売を始めたという経緯があります。
今回、120個以上のだっこひもおんぶひもなどを紹介しましたが、「やっぱり、当会のオリジナルはいいなあ」と思うので、その思いを聞いてください。
【布を使っていること】
布(特に当会は“しじら”という素材が好きです)は、だっこやおんぶをするという機能を実現しつつ、その上から手のひらをあてると、その温かみがそのまま赤ちゃんに届けられるということです。
洗濯もネットに入れて簡単にできます。夏なら一晩で乾きます。
ただ、布は使い続けると痛みます。当会の「むぎゅto」や「しじらのスリング」など、3人目のお子さんの時に作り直しに来られる方が数人ありましたが、毎日使っていても2人位の子育てには概ね対応しているようです。
【ぴったりサイズで作るか、もしくは使い方を伝える】
ぴったりのサイズで作ると、調整するための不要なものがいらないので、本体がとても軽いものになります。(ただし、その人のみしか使えないというマイナス面もあります)
スリングやおんぶひもなどは、リングで長さを調整したり、おんぶひもは、使い方が分かれば大丈夫。特別大きな方を除けば、ほとんどの方が共有で使えます。
当会は、対面での販売をし、使い方とともにグッズをお届けしてきました。
【発達段階や、家族の暮らしに合わせた提案】
「どれがいいでしょう?」と聞かれたら、まずは、お子さんの今の状態を見ることや、どのような時に使われるのかをおききします。
概ね、首がすわるまでのお子さんの場合は、横抱きもできるスリングをお伝えします。また、母乳でそだてられて、上のお子さんがおられるようなケースは、スリングだと、授乳ケープの役割もできるので、お勧めすることがあります。
首がすわったお子さんで、これから、腰すわりが安定する頃かなと思ったら、「むぎゅto」をお勧めします。親の方も楽ですが、お子さんもグッズに閉じ込められている感じがしなくて、自分自身の体幹を使ったり、バランス感覚も伸ばすので、とてもいいです。
【おんぶについて】
おんぶをして家事をしたいという方がたくさんおられます。その時、赤ちゃんが肩越しに景色を見たりできることを考えると、いっぽんおびでのおんぶがいいのですすめます。(もしくは、昔ながらのおんぶひもをご紹介します)
でも、おんぶをしながらの家事の時間がながいと、親子どちらにとってもしんどくなるので、必要な時にさっとおぶって、赤ちゃんが「おろして」という合図をだしたり、親の体がしんどくなったり、寝てしまった時におろす時も、一本帯はおろしやすいのです。
災害時の事を考えても、楽しみながらおんぶができる習慣を日常意識しておくことは大事だと思います。